From Nowhere To Somewhere ?

ビートルズの曲名から名を採った無定見、無我、無帰属の男が、どこかに辿りつけるのかという疑問文(題名、字面通り)

4月分 鑑賞まとめ(忘れてた)

2013年4月の鑑賞メーター

観たビデオの数:23本

観た鑑賞時間:2705分

 

■TIME/タイム [DVD]

時は金なり(Time is money.)を地で行く世界。遺伝子操作で人が25歳の容姿のままで成長(老化)しない。かつ、時間が通貨になっている。でも、宇多田ヒカルでなくとも、時が過ぎればわかる(Time will tell.)こともある。そのためには一定の老いがあり、一定の悟りがないといけない。本作の中には、老いない権力者(100とか80とか年齢が本当に不詳で困る)が出てきて、強欲限りない。お洒落なSFの形で、実はマルクスが『資本論』で批判した資本主義の極端な末路の一形態をビジュアル化したのかもしれない。

鑑賞日:04月30日 監督:アンドリュー・ニコル

http://video.akahoshitakuya.com/cmt/2285651

 

■新参者 DVD-BOX

レンタルで、ようやく5枚目まで鑑賞完了。往年のファンほど詳しくないが、加賀恭一郎は日本橋署に来るまでは練馬署の刑事だった。親類が練馬区在住なので、大変残念な人材流出(苦笑)。未解決事件をどんどん解決して欲しかったのに。冗談はともかく、表題の新参者はトリプルミーニングのようだ。加賀と、後輩の青山亜美、被害者の三井峯子。最後の締め(〆)の台詞が加賀のすごさを示している。「私は何者でもありません。この街では私は新参者ですから」と謙遜しながら、彼は、街の人情や機微や秘密に、聴きこみや論理で丹念に分け入っている。

鑑賞日:04月29日 監督:

http://video.akahoshitakuya.com/cmt/2282440

 

バイオハザードV リトリビューション(初回生産限定) [DVD]

製作陣に、初期の志(?)を思い出してほしい。謎解きの要素。組織の意図やアリスの存在意義模索など。初期「キャスト」はズラッと揃ったが(殉職者多し)。話の構造も、固まる・餌がないとかの理由で外のゾンビが寄り付かない、「極寒のロシア実験施設内部からの脱出」に目的は絞られる。筋はシンプル。ところで、サードまでに人類は激減した設定。それを一旦よそに置くには、隔離された施設が舞台に必要だったんだろう。ラスト、今作までに人類の総数がどれくらい減ったか、視覚的に示される(今回、唯一の謎解明?)。そういうわけで6で完結か?

鑑賞日:04月29日 監督:ポール・W・S・アンダーソン

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■【初回限定生産】タイタンの逆襲 ブルーレイ&DVDセット(2枚組)  [Blu-ray]

タルタロスは神で同時に奈落そのものという二重概念、調べると独特な発想。そこを、ヘパイストス=鍛冶の神が設計したラピュタ状態に再解釈してあり、面白い。奈落の迷宮だが物質化されて、神でない扱い。冥府に(本来はもっと深部らしいが)封印されている十二神の前の巨神族(タイタン)の長がクロノスで、時の神(クロノグラフの語源)。かつ、ゼウスたちの父。ペルセウスは祖父を倒す羽目になる。美術が素晴らしく美しいのだが、行間が省かれすぎ、神話の予習が必要。その意味で脚本に難あり?あと半神ならテセウスやヘラクレスも欲しかった。

鑑賞日:04月28日 監督:ジョナサン・リーベスマン

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■アイアンマン3 [Blu-ray]

『アイアンマン』の1と2のみならず、『アベンジャーズ』までも鑑賞していないと、随所で含意を酌み取れない驚き。あくまでも、『アベンジャーズ』はオールスターのスピンオフで、内容がこのサードに反映されるとは思ってもみなかった。なので、これから鑑賞予定の方は、『アベンジャーズ』まで含めて予習されることを薦めます。肝心の内容はというと、とても格好良いですよ。劇中に出るマンダリンの意味を覚えておき、ガイ・ピアースの最後の台詞を聴くところまで至ると、現実におけるビン・ラディン張子の虎説、演劇説という陰謀論を思い出した。

鑑賞日:04月27日 監督:

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耳に残るは君の歌声 [DVD]

ジャケットでは猛プッシュだし、ジョニー・デップはイケメンと認めるが、重要なサブキャラの位置づけでしかない(なんとジプシーである)本作。『母をたずねて三千里』をもじっていえば、クリスティーナ・リッチによる『父をたずねて三千里』だね、これは。ただ、全くの昔話というほどクラシカルな時代設定ではなく、1927年のロシアから物語は始まるので、第二次大戦勃発への大きな流れの中で物語は進展していくことになる。主人公はロシア系のユダヤなのでファシズムの危機にも見舞われる。でも骨子はやはり終点としての父を捜すプロセスだね。

鑑賞日:04月25日 監督:サリー・ポッター

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嗤う伊右衛門 [DVD]

四谷怪談の翻案もの(らしい。京極夏彦原作だが未読)をさらに映画化しているためか文語調が炸裂し、一聴だけでは意味が聞き取れないことさえある。原作を読んでからの鑑賞を薦めます…汗 元来四谷怪談の筋は、旦那の伊右衛門がお岩さんを裏切ることで恨みを買うのでは?と朧気な幼少期の怪談の記憶を手繰る。細部は端折るが、今作では、鬼畜な与力が居て、家のお取り潰し等を避ける伊右衛門夫婦の心理が逆手に取られ、忍耐の末とうとう伊右衛門がブチ切れる。京極堂シリーズのように、人の心に魍魎の類が憑きこの件が起きたという筋なのかなあ。

鑑賞日:04月25日 監督:蜷川幸雄

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■ホワイト・ライズ [DVD]

昔、彼女とリメイク元ネタの『アパートメント』を観たが、時を経て独りでリメイク版を観ることになるとは。「なんか観た筋だ」と思い調べたらやはりリメイクだった…と得心の展開。『バタフライ・エフェクト』みたいにトライできる選択肢は全て試すというようなものではないが、時系列がシャッフルされていて、なぜこのような場面が前に流れたのかきちんと謎解きしながら進むので、不満は残らない。ダイアン・クルーガーは誰が見ても美人だと思うが、ローズ・バーンも日陰ながらいい役どころ。最初に彼を見出した人なのにね…。報われないものだ。

鑑賞日:04月25日 監督:ポール・マクギガン

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■バウンド [DVD]

ウォシャウスキー兄弟のデビュー作、という謳い文句だった気がする。レンタルのポップだったか。一言でいうと、レズビアンのカップルを、マフィアと対峙させて勝たせる映画。それだけ?なのだけど、そこは女性ならではの制約でハラハラさせるようになっている。刑事物ならば、刑事が銃乱射をしつつ殴りこみをかけて、拉致された相棒を助けたりというド派手な展開がありうる。だが、非力な女性ではそれを望めない。そういう中での現実的な範囲での機転や(悪)知恵による(女性が非現実的なまでに、超絶に強いという設定によらない)、現金横領劇。

鑑賞日:04月25日 監督:Array,ラリー・ウォシャウスキー

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■宿命 [DVD]

WOWOWドラマ。東野圭吾の原作を読んでからの鑑賞。原作から得た印象は、次のようである。父子家庭で、刑事の父が死に、学資に窮し、医者になり損ねたやさぐれ気味の和倉刑事を軸とする他方、名家で育った瓜生医師は、クールでノーミスだが誰にも心を開かないサブキャラ、というイメージだった。しかし、本ドラマでは医師が軸で、刑事が衛星である。比重の組換が興味深い試み。ただ、(親の七光りの有無を除き)切れ者でイケメン同士のライバルというのは、ちと美化しすぎでは…。切れ者同士のライバル、とは小説からも窺えた気がするが…。

鑑賞日:04月25日 監督:若松節朗

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マイレージ、マイライフ [DVD]

リストラの必殺仕事人が全米を飛行機で飛び回っているために原題のUp in the air らしいが、同時に、ワーカホリックでいい歳まで独身を楽しんでしまい、地に足が着かないの意味でもあるようだ。観終えた後に気づく、遅効性の毒。三十路のヒロインとああいう展開になったことに憤慨。別のヒロインのために推薦状を書く辺りと併せ、ライアンの内面変化が巧く描かれている。家族のために助力したりもする。でもやっぱり、原題の毒を感じる締め。邦題は彼の「目標」の虚しさと、それに気づいた後の人生とに力点が均等に置かれてるのか。

鑑賞日:04月24日 監督:ジェイソン・ライトマン

http://video.akahoshitakuya.com/cmt/2270993

 

■劇場版 名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊 [DVD]

GyaO!にて。原作漫画ではどうか知らないが、江戸川乱歩プラスコナン・ドイルな主人公の特質が、本作ではとても良く活かされている。題名からして、シャーロック・ホームズ絡みと窺わせるが、モリアーティ教授と切り裂きジャックも登場して素晴らしい。別ジャンルとのミックスも良い。タイムスリップもののようで少し違い、SFのうち、電脳系。優れた人工知能が反逆、子どもたちの命を盾に勝負を挑んでくる。彼が設定したゲーム舞台がイギリスのある時代を含んでいた、という構図。ところで、明智小五郎と東京を舞台にした劇場版はあるのか?

鑑賞日:04月21日 監督:こだま兼嗣

http://video.akahoshitakuya.com/cmt/2263230

 

機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編  [DVD]

GyaO!で。大人になった今となっては、ララァ・スンとマックスで分かり合えたと思った途端に瞬殺してしまう、あのゲルググを庇うシーンは悲しいね。あと、ギレン・ザビ、ヒトラー似。幼少期に観た時に頭に残らなかったものは、当時、関心を持ってなかったものなんだな。今は、戦争回避するにはファシズムのメカニズム解明が必要とわかるから、「おお、宇宙世紀のSFだけど、現在の延長って感じだな…」などと妙な感慨。あと、メカは、ガンキャノン2台だし、Gファイターじゃないし、ビグロやザクレロ、ギャンが出てこない驚き。そうなんだ…。

鑑賞日:04月20日 監督:富野喜幸(現:富野由悠季

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■リンカーン(監督:スティーブン・スピルバーグ 主演:ダニエル・デイ=ルイスサリー・フィールド) [Blu-ray]

さっそく「発売予定」のブルーレイがヒットするのがこのサイトのご愛嬌でありましょうか。本日がシネマサンクスデイということで映画館で鑑賞(ちなみに朝一のです)。スピルバーグ監督が10年以上構想を練ったというだけあって、まとめの労苦が窺われる。ただ、これから鑑賞予定の方は、軽く歴史の復習をして予備知識を蓄えてから観るのがオススメです。様々な名言や偉業、逸話を残したとされる彼ですが、本作は、奴隷解放と南北戦争集結に向けてのせめぎ合いだけに絞ってあり、色んな立場の人が各々早口でまくし立て、自説を述べまくりますので。

鑑賞日:04月20日 監督:

http://video.akahoshitakuya.com/cmt/2261034

 

■劇場版 名探偵コナン 11人目のストライカー スペシャル・エディション(初回生産限定盤) [DVD]

テレビで流れていたので観ました。ドラえもんポケモンほどではないのかな、でも長寿ですよねこれ…。そして美しく良く動く(古い世代の感想?)。構図は、『シュリ』と似たものを感じた。ただ、北朝鮮と韓国の確執のように、同じ民族間で殺し合うからこその祖国統一の悲願とは違って、「何かに賭ける情熱の暴走」といったところか。その辺り、妙にイデオロギーに汚染されていないで、「ピュアさ故のテロというものが起こりうる」という思考実験になってる気がする。少年漫画らしいヒロイズム。犯人も完全には病みきれておらず(?)どこか健全。

鑑賞日:04月19日 監督:Array,静野孔文

http://video.akahoshitakuya.com/cmt/2260948

 

エイリアンVS.プレデター 完全版 [DVD]

金曜ロードSHOW!で。前に観たのを忘れて最後まで観て、以前に観たと思い出した(唖然)。ピラミッドの設定が気になったんだけど、中南米、メキシコのアステカ文明がすごくフィーチャーされていて、エジプトとカンボジアの設定は活かされず。魅力的だけどね。施設の意味を解読する考古学専門家が一人(助手は居たがさっさと死んだ…)というのもな。プラス、他のマヤとかマチュピチュとか列挙してくれ。さらにエイリアン1に遡るが、彼らは真空の宇宙に放出されても生きられる設定のはず。そうすると、あのクイーンは…鎖さえ切れれば(汗)。

鑑賞日:04月12日 監督:ポール・W・S・アンダーソン

http://video.akahoshitakuya.com/cmt/2243259

 

ワイルド・アット・ハート [DVD]

前半は、デヴィッド・リンチはおバカ映画も創れるんだな…というくらい凄まじいハイテンション。後半は割とシリアスが加味される。酒・女・煙草・セックス・ロックンロール。ドラッグは除く。随所にバイオレンスはあるのに(笑)。興味深いのは、車を用いた駆け落ちでロードムービーだけど、ファンタジックに、『オズの魔法使い』ネタが細かくフィーチャーされてる点。聴き間違いじゃなきゃいいが、If you're truly wild at heart, don't turn away from love.を言いたかったんだね。

鑑賞日:04月07日 監督:デイヴィッド・リンチ

http://video.akahoshitakuya.com/cmt/2229323

 

■サンクタム [DVD]

ジャケットだけ見て、印象論としては『アビス』みたいに海底ものかと思って借りた。ところが、高い山頂の入り口から海へと抜ける、淡水で満たされた洞窟を下へと潜っていく冒険ものだった。ぶっちゃけ、海底資源開発のように、国益・社益になるなどの文脈はない。男のロマン。有史以来、ボンベもなかった時代は誰も立ち入ることができなかった地球の聖域に探検して記録化していくことに意味を見出すかで、面白さがその人の中で決まると思う。あと、ヒロイズム、父子の和解。見終えて改めて驚嘆するのは、「実話に基づいている」という出だしの表記。

鑑賞日:04月07日 監督:アリスター・グリアソン

http://video.akahoshitakuya.com/cmt/2229287

 

■空中庭園 通常版 [DVD]

随所に喜劇的要素が詰まりながらも、ピリッとカラシも利いてる。小泉今日子扮する、京橋家のママは、何かのキッカケで思い込みが激しくなってしまった人。その思い込みにちなみ物語に充填されるテーマは、ネグレクト、引きこもり、いじめ、(親を反面教師にした)理想の家庭作り。ソニン扮する家庭教師が評するように学芸会、あるいはハリボテやお遊戯のようでも、必死に守る。ラスト付近で、兄から母娘がどう見えてたかと、母が自分を兄にどう話してたかようやく知る。ママの「思い込みの解除」と、家族の愛の物語かな…。空中から、着陸に成功。

鑑賞日:04月07日 監督:豊田利晃

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■アナザー プラネット [DVD]

若干のネタバレを含む。なぜ、もう一つの地球が現れたのか?という謎解きはありません。でも、舞台装置として必要だったのだ、ということは終盤にわかります。アース2に行くチケットを譲って、最後、振り返った時に起こる現象は謎や含みを残すが…。あれは彼が、あちらの世界で、あるべき姿の彼女を見出して(しかもあちらでは事故の前に結婚生活も無く、家族の喪失もないとして)結ばれ、連れ戻ったのか。とすると禊は果たされたが、こちらの彼女は用済みになってしまうんだよな…。ドッペルゲンガーやボディ・スナッチャーじゃないだろうしな…。

鑑賞日:04月06日 監督:マイク・ケイヒル

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ファニーゲーム [DVD]

ドイツ語だが英語の題名、カンヌ三冠というから野心的映画だったんだな(エンドロールには1997年のコピーライトマーク)。馬鹿げた遊びとは深遠だ。ナチズムやファシズムとまともに向き合い考察し、「構造的暴力やルールメーカーが世を支配する」と風刺する。彼らにファウルやバイオレーションはないのだ。風刺が行き過ぎてドス黒くなり、現実の不条理な殺人も多分こうだろうと思わせるのがすごい。社会的規範の隙や、善意を逆手に取る主犯二人は、メタレベルから鳥瞰している観客も視線で誘い、共犯者にして巻き込む。「お前らも同罪だよ」と。

鑑賞日:04月05日 監督:ミヒャエル・ハネケ

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■カールじいさんの空飛ぶ家 (期間限定) [DVD]

テレビで観た。アメリカのマッチョイズム伝統からすると、新たな試みの一例かも。類例では『エクスペンダブルズ』は使い捨て品って意味らしい。傭兵は駒だと。しかも引退した人はもっとだ。カールじいさんは妻との良き思い出に浸って暮らす、アメリカ人が最も恐れる「頑なな老い」の形を序盤で体現している。少年はたしかラッセルだったか。同国でボランティアやボーイスカウトが盛んでも、末席は非力で頼りない子供。だが、ファンタジーで、少年と老人の現実を転覆する!アメイジング。ラストに佇む家、遠景に微笑んでいるようでした(擬人化)。

鑑賞日:04月03日 監督:

http://video.akahoshitakuya.com/cmt/2220549

 

レイクサイド マーダーケース [DVD]

東野圭吾原作(『レイクサイド』)。だけど、題名が長くなっているので、気づかれないかもしれない。原作をご存じの方には比較対照が可能かもしれないが、僕は未読。今後、読む動機になった(笑)。名門中学に入学する特訓合宿に、(面接対策も兼ねて)三家族がまるごと参加している。役所広司扮する主人公の愛人が、「家庭を壊す気はないから」と言いつつ、そこに詰めかける。そして撲殺死体に(汗)。「不名誉」を隠すための奇妙な連帯劇。学歴社会やお受験って、モラルをかなぐり捨ててまで従うべきものなんだろうか?という毒のある問いかけ。

鑑賞日:04月01日 監督:青山真治

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鑑賞メーター

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